娯楽志向から知識志向へ
読書は好きである。テレビのドラマをよく見ていた時期もあるが、今は全く見ない。映画館に頻繁に行った頃もあるが、今は行かない。本もドラマも映画も皆、疑似トリップだった。頭の中で仮想空間を作り、その世界を楽しむために読んだり鑑賞してきたように思う。
ある時期から、そう空想や仮想で楽しむことが出来なくなる年齢から読書の質が変わってきたのだ。SFおたくだった中学、高校生の時や次第にスパイ小説ばかり読み漁った高校時代の後半から、徐々に現実社会を見据えなくてはいけない世代になるにつけ、教養や啓蒙、思想書に対象が移っていった。
70歳を過ぎ、読書に何を求めているのだろか
理工系に関する知識を得るための書籍を散発的に探すために地元の図書館に行くことはある。図書館にいくのは信用できる書物が多いからである。
たまに小説の類を読む。平凡な日常をテーマにしたほのぼのとしたもの、猟奇的な殺人をあばいていく警察、探偵ものなどはまとまった読書時間をとれそうな時に没入しながら読む。間があくと前後関係を忘れてしまうからである。