匠技の居所

人生で出会った名言

会社人としての生き方

 就職して少人数のベンチャー企業の社会人となり、成長著しい機械メーカの中で、技術課と工場の中で苦しみながら成長して行く途中、優秀であろうと頑張り過ぎ、挫折感に苛まれている時に出会った言葉である。まず、会社人として指示され期待された「いち」を完璧にこなせばいいのだと、悟った金言である。そこから「じゅう」に向かえばいいのだ。


仕事に関しての心構え

 私がこの言葉に初めて接したのは二じゅう歳代で、工場七則という印刷された標語としてである。私の手帳に7個ちゃんと控えてあります。しかし、じゅう数年してからこれは電通の鬼じゅういち部だと知ることになるのだ。

 これは仕事に関してだけでなく、人生の行動規範の最優先するべき生き方だと思っている。行動は自分の意思で動き始め、先に手を打ち動き始めることだと思うのだ。まず、これさえ心掛ければ最悪の場合でも手遅れになるということを防げるのではないだろうか。

この記事は5113日前(約14年前)に書きました