匠技の居所

google_keepの私的活用法

この記事は2022年7月5日(約二年程前)に書いてます。

前段 何故keepを使うようになったか?

十年以上使っていたevernoteが大事な瞬間に使えない事が多くなったためである。整理して活用していたのだが、閲覧したい時に表示されないとか、入力すべき時に待機待ちになったりしたため、やむを得ずkeepを活用していたが、使い始めるとそれなりに使い勝手がよくなってきた。今でも機能的にはevernoteの方が上だと思っているが、安定性があるkeepに落ち着いている。それと、使っている機種がgoogleのpixel5に変えた影響もあるのだと思う。

ラベルの上限数は公式には50個、でも100個は可能

googleの公式頁にはラベルは50個までと書いてあるが、2022年6月30日(約二年程前)に試して確認してみると100個使える事がわかっている。

101から200までの100個が作成可能である。(101から数えているのは桁数が揃えられるからである) ただ、googleが公式に認めているのは50個なので、いつラベル数を減らされるかはわからないが、大多数の人が51個以上使っていたら突然切り捨てるという事はないであろう。(希望的観測)

ただ、私自身使用しているラベル数は2022年現在では10個もない。以前は42個程度あったが、使い方の変遷により、徐々に少なくなってきている。別に意識的に減らしているわけではないが、増やす時もあれば減らしたり随時している。大変便利な機能で重宝しているが、データベース的な使い方を辞めて、手帳的、備忘録的な用途が多くなったせいもある。(後述するが、タイトルにタグ的機能を記述するようになってから減りつつある)

ラベル数が多いと扱いにくかった

ラベルは分類するのに大変便利な機能なのだが、作り過ぎてしまうと逆に現状のKeepでは使いにくく感じてしまった。ラベルを探すのにスクロールしなくてはいけない。データ蓄積の為のラベルを作成するのを止めて、行動のためのラベルだけに留めるようにしている。

上記項目抹消は2023年5月4日(ほぼ一年から一年半前)にしました。当初、ラベルはあまり使わなかったのですが、ラベルの使い方に目覚めてしまっています。それについては別ページにてまとめ中です。[ 上に戻る ]

ラベルの長さはどこまで

100個目の200_123456..と書いてあるのは、ラベルの長さの制限を知りたかったからで50文字である。全角文字で調べた時も50文字が可能であることがわかった。多分、長い文字数のラベルは使いにくいと思われるので実用上は問題ないであろう。

50_javascript_文法
51_javascript_canvas
52_javascript_動画
などのように、分類まで含めて使用すれば長くなるであろう。

タイトルの書き方

使い始めの当初は「タイトル」を書いていなかった。タイトルの必要性を感じていなくて、あくまでメモ書きだったからである。keepの使い方の思想にも多分、タイトル部よりメモ部に重点を置いているように見受けられる。メモを新たに作ろうとすると、カーソルがメモ部にあるからである。メモ部に何かを先に書いて頂戴という感じである。

ところがある事情により、タイトルを必要に応じて記入するようになった。タイトルの部分にはevernote(過去にメインで使用)でいうタグに相当するものを適当に羅列している。タグ相当だけでなく、目的に応じて、日付や曜日も付加している。メモ部に書いていないが、キーワードを埋め込みたい時は、タイトルに記載している。

ドキュメントにコピーする時、ラベルは残らない

私はよくkeepからgoogleドキュメントにコピーする。また、ブラウザ版なら、ドキュメント作成中にkeepの内容を検索してそれを文章内にドラッグして簡単に挿入することが可能である。

コピーした時に注意しなくてはいけないのは、keep側のラベルが、ドキュメントの方に残らないのである。情報やデータの収集として活用していた場合は、致命的な喪失である。それを避けるために私は気が向いた時にkeep内を振り返り、keepのタイトル部にラベル兼タグ的な情報を付け加えている。そうしないと、分類の情報が失われてしまうのです。

蛇足

Keepは2022年7月1日(約二年程前)現在は無料であるが・・・

keepもいつまでも無料であろうか?私はいつかはドライブの容量に組み込まれるものと思っている。Keepの使われ方の試行、実験が終われば無料期間が終了するだろう。フォトも無料期間に膨大な量の画像が集められ、社内でアプリでの様々な活用法開発に利用され、それが一段落するとドライブ容量に含められるという事態になった。そもそも最初から有料であると膨大な数の画像など簡単には収集できなかったはずである。ユーザの為の無料ではなく、収集するために無料していたのだ。もうこれ以上集める必要がなくなったので間接的に有料化された。
ただ、keepは「ドキュメントにコピー」する機能が付随しており、ドキュメントはドライブに組み込まれているから、googleはそれを狙っているのかもしれない。ドキュメント作成の入力道具の側面を担っているのかもしれない。有償(15G以上)であるドキュメントの入力的要素、入り口としてなら、いつまでも無償かもしれない。私も頻繁にkeepからドキュメントに移設している。良い意味でgoogleの罠?に嵌った人間である。