Okuma NC資料

macroを使いこなせば、作業が楽になる。

F1桁指定の拡張

G118にOFEEDを設定してGコードマクロとして使用。
ライブラリ・プログラムに登録しておいた方がいいです。

G118 E50
G118 E112
等、E[コモン変数]として利用。

作成目的

OSP-5000G系の古いタイプの制御システムはF1,F2,F3,F4しか利用できない。それをコモン変数を使うことにより、プログラム内の送りを切り替えできるようにし、尚且つ、数値設定できるようにしたもの。


GOO X40 Y20
Z-5
G118 E49 ←
G01 X-20 Y20
G00 Z50

  • VC49 に1が設定されていれば、F1が設定される。
  • VC49 に2が設定されていれば、F2が設定される。
  • VC49 に3が設定されていれば、F3が設定される。
  • VC49 に4が設定されていれば、F4が設定される。
  • VC49 に100が設定されていれば、F100と直接指令される。

デメリット

移動指定の行と同じ行に書けない。直前の行までに送りを指定しておく必要がある。

コード

  1. OFEED
  2. IF [VC[PE] EQ EMPTY] GOTO NFEE1
  3. IF [VC[PE] EQ 1] GOTO NFEE1
  4. IF [VC[PE] EQ 2] GOTO NFEE2
  5. IF [VC[PE] EQ 3] GOTO NFEE3
  6. IF [VC[PE] EQ 4] GOTO NFEE4
  7. IF [VC[PE] LE 2000] GOTO NFEE0
  8. VC[PE]=2000
  9. NFEE0 F=VC[PE]
  10. GOTO NFEND
  11. NFEE1 F1
  12. GOTO NFEND
  13. NFEE2 F2
  14. GOTO NFEND
  15. NFEE3 F3
  16. GOTO NFEND
  17. NFEE4 F4
  18. GOTO NFEND
  19. NFEND
  20. RTS

エラーメッセージ

パラメータ

リンク

暫定目次