Okuma NC資料

macroを使いこなせば、作業が楽になる。

OSETT.SSBのコード

加工に掛かるまでの一連の動作をマクロ化するためのスクリプトです。

OSETT.SSB をG119としてGコード・マクロ登録した場合

G119 X__ Y__ T__ U__ S__ (C__)

X: 最初にポジショニングする X 座標
Y: 最初にポジショニングする Y 座標
T: 加工する工具番号
U: 次の工具番号
S: 回転数を設定 (必要に応じて加工プログラム内で設定)
C: 加工状態に入る前のポジショニングする Z 座標
    設定しない場合は Z100 である。
    私の場合は、衝突を避けるために一旦ここで止めて、工具長の確認作業するために使っている

工具補正に関して注意

工具長補正、径補正は工具番号に準じて勝手に設定するようにしています。指定を忘れていても、意識的に省いても、工具番号と同じ工具長補正、工具径補正を当てるようにしていますので、違う工具補正をしたい場合は加工中のプログラムの途中で指示してください。

下のコード内の
G30 P2 : 工具交換位置に移動
G30 P8 : Z軸上限移動
        の事です。

コード内の VTLCN は現在の工具番号を表しています。
  1. OSETT
  2. IF [PC LT 1] GOTO NC130
  3. IF [PC NE EMPTY] GOTO NC120
  4. NC130 PC=100
  5. NC120 G30 P8
  6. IF [VTLCN EQ PT] GOTO NC110
  7. G30 P2
  8. T=PT M06
  9. NC110 T=PU
  10. G56 H=PT
  11. D=PT
  12. G00 X=PX Y=PY
  13. Z=PC
  14. S=PS
  15. M08
  16. M03

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